November 28, 2008 / 12:37 PM / 10 years ago

当面は「景気対策」など3段階で経済財政政策進める=基本方針案

 11月28日、与謝野経済財政担当相は、経済財政諮問会議に2009年度予算編成の基本方針案を提出。写真は9月、東京で(2008年 ロイター/Toru Hanai)

 [東京 28日 ロイター] 与謝野馨経済財政担当相は28日、経済財政諮問会議に2009年度予算編成の基本方針案を提出した。基本方針案では、欧米を中心とした金融危機を背景に日本経済は「厳しい状況が続く。景気のさらなる押し下げリスクが存在する」と指摘した。

 これに対応するため、経済財政政策は、麻生太郎首相が提唱する「当面は『景気対策』、中期的には『財政再建』、中長期的には『改革による経済成長』」の3段階で進めるとともに、09年度予算編成に際しては「世界の経済金融情勢の変化に対応しつつ、切れ目ない連続的な施策実行を図る」ことを盛り込んだ。

 政府の財政健全化目標である2011年度の基礎的財政収支(プライマリー・バランス)の黒字化については、「歳入環境の急速な悪化」などを背景に「目標を達成すべく努力する。国民生活と日本経済を守ることを最優先し、必要な対応を図る」と確実な達成を指摘していた08年度の基本方針から表現を後退させた。

 厳しい経済情勢の中で、与党などから歳出拡大圧力が強まっているが、基本方針案では公共事業の削減などを盛り込んだ09年度予算・概算要求の基本方針の「堅持」を明記。重要課題推進枠の活用などで「予算配分の重点化・効率化を行う」とした。

 また、基本方針案には、政府が年末までに策定する「中期プログラム」の「基本骨格」も盛り込んだ。このうち社会保障の安定財源確保では、「経済状況の好転後に、消費税を含む税制抜本改革を速やかに開始し、時々の経済状況をにらみつつ、2010年代半ばまでに段階的に実行する」としている。

 与謝野基本方針は、次回の経済財政諮問会議で取りまとめ、閣議で決定される運び。

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