January 8, 2009 / 2:07 PM / in 11 years

英中銀の0.5%利下げで金利過去最低、2月も追加利下げとの見方

 1月8日、英中央銀行は、政策金利を50ベーシスポイント引き下げると発表。写真はロンドン中心部にある同行(2009年 ロイター/Rob Bodman)

 [ロンドン 8日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)は8日、政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き下げ、1.5%にすると発表した。政策金利は1930年代の大恐慌下でも2%を割り込んだことはなく、1694年の英中銀設立以来の最低水準となった。

 英中銀は声明で、付加価値税の引き下げや利下げに加え、ポンドの大幅下落は景気てこ入れにつながる可能性があるとする一方、生産は2009年上期に引き続き急速に減少する可能性が高いとの認識を示した。

 エコノミストは英中銀が来月も追加利下げを行い、金利が1%を下回る可能性を指摘。BNPパリバのエコノミスト、アラン・クラーク氏は「(英中銀は)依然として金融緩和姿勢にあるが、今月はそのスピードを抑えた」と述べた。

 市場はより大幅な利下げを予想していたため、金利発表後ポンドは上昇。英中銀が積極的な利下げ政策を開始した昨年10月以降、ポンドは対ユーロで15%下落していた。

 英中銀はまた、企業や家計への融資を拡大するため、さらなる措置が必要だと指摘した。

 ブラウン首相は8日、金融機関による融資促進に向け、今後数週間中に一段の措置を講じると言明。「金融機関の資本増強から、企業プロジェクトや住宅保有などに必要とされる資金確保に(重点を)移したい」と述べた。

 英国では量的緩和政策に政府の承認が必要となるが、ダーリング財務相は8日、近く量的緩和政策に踏み切るとの憶測を否定し「紙幣を増刷するとは誰も言っていない」と述べた。

 英タイムズ紙は、英中銀の利下げ決定後、政府が信用収縮対策の一環で紙幣を増刷する可能性があると報じていた。

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