January 15, 2009 / 9:40 AM / 10 years ago

政治の表舞台去るブッシュ米大統領の今後

 [ダラス 14日 ロイター] 退任を間近に控えたブッシュ米大統領(62)は、ホワイトハウスがあるワシントンからテキサス州ダラスに居を移す。12日に行った退任会見では穏やかな表情をみせたブッシュ氏だが、今後数年間はのんびりしてばかりもいられないようだ。

 1月14日、ブッシュ米大統領は退任後、自らの功績を後世に残す活動に着手するとみられる。12日撮影(2009年 ロイター/Jason Reed)

 ブッシュ氏は今月20日、バラク・オバマ氏に大統領の座を引き継ぎ、今後は自らの功績を後世に残す活動に着手する。ダラスにある南メソジスト大学に大統領記念図書館と「自由研究所」という名の政策研究センターを建設したり、自分の在任期間中の主な出来事をつづった回顧録を執筆したりする計画だ。

 政策研究センター設立計画について説明したホワイトハウスのペリーノ報道官によると、「大統領在任中に掲げた理想の普及促進に意欲を燃やしている」という。

 ビル・クリントン前大統領は退任後に講演者の道をたどったが、専門家は、ブッシュ氏は向こう数年間のほとんどを図書館の事業や執筆に費やすとみている。ヒューストンにあるライス大学の歴史学者ダグラス・ブリンクリー氏は、最初の数年間は図書館設立のための資金集めから実際の建設にかかわる交渉などだけで忙殺されてしまうだろうと予想した。

 <故郷で「同類」に囲まれて>

 当のブッシュ氏自身も、まだ隠居生活を送るつもりはないようだ。12日の退任会見では「自分が麦わら帽子にアロハシャツ姿でどこかのビーチにいる姿なんて想像できない」と述べている。

 ブッシュ氏夫妻は、ダラス・モーニング・ニュース紙に対し、今後はダラス郊外の緑豊かな地区にある広大な自宅とクロフォードに所有する牧場とを行き来して暮らす計画だと明かした。

 ダラスの自宅の近所には、既に夫妻の帰郷を歓迎する芝生で作った文字も登場。専門家は、ブッシュ夫妻は同地で、白人で上流層の保守派といった「同類」に温かく迎えられるだろうと指摘する。

 ブリンクリー氏は「これからはオバマの時代だ」として、ブッシュ氏には差し当たり、あまり目立たず自分の身辺整理をするのが1番だとアドバイスした。

(ロイター日本語ニュース 原文:Ed Stoddard、Chris Baltimore、翻訳:植竹 知子)

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