February 10, 2009 / 11:51 PM / 11 years ago

米国株式が大幅下落、金融安定化対策への失望感で

 [ニューヨーク 10日 ロイター] 米国株式市場は主要3指標が4%強下落。ガイトナー米財務長官が発表した金融安定化策は、信用市場のひっ迫を解消し景気後退の深刻化を抑制する上で十分ではないとの懸念が広がり、金融株が売り込まれた。

 2月10日、米国株式市場は主要3指標が4%強下落(2009年 ロイター/Eric Thayer)

 ダウ工業株30種は381.99ドル(4.62%)安の7888.88ドル。

金融安定化策発表後に下げ幅を拡大。30銘柄すべてが下げて引けた。1日の下げとしては2008年12月1日以来の大きさとなった。

 ナスダック総合指数は66.83ポイント(4.20%)安の1524.73。

 S&P総合500種は42.73ポイント(4.91%)安の827.16。

 金融安定化策は2兆ドルを超える規模となる可能性がある。ただ、金融システムの負担となっている不良資産を処理する方法について詳細が示されなかったことに投資家は落胆した。

 フィラデルフィアKBW銀行株指数は14%近く低下した。

 バンク・オブ・アメリカ(BAC.N)は19%超安、JPモルガン(JPM.N)は9.8%安、シティグループ(C.N)は15.2%安となった。

 生命・損害保険大手ハートフォード・フィナンシャル・サービシズ・グループ(HIG.N)は13.2%安。生保大手メットライフ(MET.N)は12%安。

 モルガン・アセット・マネジメントのアナリスト、バッキー・ヘルウィグ氏は金融安定化策について「明確なプランではない。問題解消に向け複雑な策を凝らした前回のプランを思い起こさせるが、投資家が期待していたものではない」と指摘した。

 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は下院金融委員会での証言で、FRBによる流動性供給策は万能薬ではないと述べた。

 12月の米卸売在庫は前月比1.4%減と過去最大の落ち込みを示した。売上高も急減し、ぜい弱な経済の状況を浮き彫りにした。

 納入遅延を確認した航空機大手ボーイング(BA.N)は6.1%安。

 消費支出をめぐる懸念を背景にマクドナルド(MCD.N)は3%安、ウォルマート (WMT.N)は3.2%安。ウォルマートはシティグループが利益見通しと目標株価を引き下げたことも嫌気した。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below