February 12, 2009 / 12:25 PM / in 11 years

カーライルがウィルコムの増資撤回、ドコモの回線使用で投資抑制

 [東京 12日 ロイター] 米投資ファンドのカーライル[CYL.UL]が、投資先の通信会社ウィルコム(東京都港区)の増資計画を撤回するとともに、設備投資を抑制をするためNTTドコモ(9437.T)のネットワーク回線を使用する戦略に転換することが分かった。

 関係筋が12日、ロイターに明らかにした。

 ウィルコムは新たなスポンサーに新株を発行して資金を調達し、高速通信を可能にする次世代PHSの導入に振り向ける計画だった。昨年増資の財務アドバイザー(FA)にメリルリンチMER.Nを起用し、割当先となるファンドの選定などを行なっていた。しかし、割当先が見つからず、当面はドコモのネットワークを使うことで設備投資を大幅に抑制する方針に切り替えた。

 ウィルコムは07年12月に次世代高速無線通信の免許を取得し、その後は、次世代PHSのサービス開始などにともなう通信網の整備などで、2015年までに2000億円を投じる方針だった。NTTの回線利用により「設備投資を大幅に減らすことが出来る」(関係者)という。

 カーライルはウィルコム株60%を保有する筆頭株主で、04年、京セラ(6971.T)とともにウィルコム(当時はDDIポケット)株をKDDI(9433.T)から2200億円で取得した。ウィルコムの現在の株主構成はカーライル60%、京セラ30%、KDDI10%となっている。

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