March 2, 2009 / 10:31 AM / 10 years ago

マス富裕層の4割、金融危機は「投資の好機」=調査

 3月2日、HSBCが行った調査でマス富裕層の4割が金融危機を「投資の好機」と考えていることが明らかに。写真は都内の株価ボード。先月撮影(2009年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [東京 2日 ロイター] 金融資産1000万円以上を保有する「マス富裕層」の約4割は、現在の金融危機を投資の好機ととらえている──英金融大手HSBC(HSBA.L)が日本の個人を対象に行った調査でこんな結果が明らかになった。

 同社は金融資産1000万円以上1億円以下を保有するマス富裕層向けの金融サービス「HSBCプレミア」を展開しており、対象となる顧客層の意識の変化などを調べるため、昨年12月16─17日に調査を行った。対象は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に住む30─60代の男女929人で、金融資産1000万円以上の「マス富裕層」と1000万円未満の「マス層」に分けて分析した。

 調査結果によると、現在の金融市場の状況を「資産を増やすチャンス」とみるマス層は15%だったが、マス富裕層は39%で「マス富裕層の積極的な投資意欲が示された」(HSBC)。リスク回避や資金流出が顕著な新興国への投資についても「関心がある」と回答したマス富裕層は55%で、マス層の37%を上回った。マス富裕層の間では、新興国の中でもインドへの関心を示す割合が56%と最も高く、ベトナム、中国、ブラジル、南アフリカが続いた。

 また、金融危機の教訓として「金融危機以前に比べ、より積極的に金融市場についての情報収集を行いたい」とするマス富裕層は60%に及び、マス層の34%を大きく上回った。具体的には、マス富裕層の55%が「金融機関の格付けや評価、時価総額、決算内容の情報を気にするようになった」と回答している。

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