March 12, 2009 / 5:15 PM / 10 years ago

米GEを「AAプラス」に格下げ、見通しは安定的=S&P

 [ニューヨーク 12日 ロイター] スタンダード&プアーズ(S&P)は12日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N)の債務格付けを「トリプルA]から「AAプラス」に一段階引き下げた。金融子会社GEキャピタルのクレジット状況に対する懸念を理由に挙げた。見通しは安定的とした。

 3月12日、S&Pは米ゼネラル・エレクトリック(GE)の債務格付けを「トリプルA]から「AAプラス」に引き下げた。写真は6日、マサチューセッツ州リンで撮影(2009年 ロイター /Brian Snyder)

 短期債務の格付けは「A―1プラス」としている。

 S&Pは声明で「格下げの主因は、GEキャピタル単独のクレジット状況に対する評価」とした上で「最近の世界経済全般の急速な悪化によりGEキャピタルの収益に対する圧力がますます強まっていると指摘した。

 「その結果、財務ポートフォリオの主要部門全般に渡りクレジット損失が拡大するだろう。保有する不動産や投資証券の価値も低下することになる」とした。

 GEは格下げを受けて声明を発表し、GEキャピタルは「AAプラス」格付けを付与されている数少ない金融サービス会社の1つであり、格下げで事業や資金調達に大きな影響が及ぶとは予想していないとの認識を示した。

 モーニング・スターの株式アナリスト、ダニエル・ホランド氏は「(格付けが)さらに引き下げられなくてよかった。格付け見通しが安定的とされたことにも安堵した」と語った。

 格下げを受け、GEキャピタルのクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は縮小し、社債価格は上昇した。

 フェニックス・パートナーズ・グループによると、GEキャピタルの5年物CDSは、年間500ベーシスポイント(bp)に加え、アップフロントでの保証料が8%と、格下げ前の9%から低下した。

 CDSスプレッドの縮小は、格下げが1段階にとどまったことや、見通しが「安定的」となり長期的に追加格下げの可能性が低いことが原因とみられる。

 マーケット・アクセスによると、GEキャピタル債(表面利率4.8%、2013年償還)の対米国債スプレッドも661bpに縮小。格下げ前は684bpだった。

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