March 26, 2009 / 2:37 PM / 10 years ago

インタビュー:バランスシート使うビジネスに回帰=みずほ銀次期頭取

 [東京 26日 ロイター] みずほフィナンシャルグループ(8411.T)傘下のみずほ銀行次期頭取に就任する西堀利氏は、ロイターとのインタビューで、金融危機後の戦略として、預金や貸出金を増やしバランスシートを使う商業銀行のビジネスモデルに回帰すべきとの考えを示した。

 3月26日、みずほ銀行次期頭取に就任する西堀利氏は、バランスシート使うビジネスに回帰すべきとの考えを表明。写真は都内で昨年11月撮影(2009年 ロイター/Stringer) 

 西堀氏は旧富士銀行出身で、現在はみずほ銀副頭取。4月1日付で就任する。

 インタビューの主なやり取りは以下の通り。

 ――金融危機後の成長戦略は。

 「投資銀行のビジネスモデルは崩壊した。我々も非金利収益をだいぶ強化してきたが、一度、商業銀行のビジネスモデルに回帰する必要がある。預金と貸出金を順調に伸ばし、バランスシートを使って収益を増やしていくということだ。非金利収益のビジネスも貸出金を順調に伸ばし、顧客との信頼関係を得て初めてできることだ」

 ――具体的には。

 「リテール分野では、住宅ローンを利用してもらい、退職金を預けてもらうようにする。その仕組みをどのように作るのかが大事だ。個人マーケティング部という新しい部署を作り、顧客のニーズをつかみ取る体制を作る」

 「法人部門は、ゼロ金利下の環境では収益は出ない。与信コストも含めていかにコストをコントロールするかが重要だ。中堅・中小企業の再生や事業継続を担う専門部署を設置する。みずほ信託銀との連携も強化する。中小企業の事業承継や資本政策、個人の遺言信託などのニーズに応える」

 ――与信関係費用の推移はどうか。

 「これまでは不動産や建設業のクレジットコストが大きかったが、ピークアウトした感がある。しかし、メーカー系のクレジットコストは本格的には発生していない。今後、企業の売上高の減少が7割程度の水準で止まるのであれば、大幅にクレジットコストが増加するとは思っていない」

 (インタビュアー:布施太郎 デイビッド・ドラン)

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