March 27, 2009 / 4:37 AM / in 11 years

新たな国際準備通貨、早期の段階的導入も可能=スティグリッツ教授

 3月26日、ジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大学教授が新たな国際準備通貨について早期の段階的導入も可能との見方を示した。写真はダボス会議でのでスティグリッツ教授。1月31日撮影(2009年 ロイター/Pascal Lauener)

 [国連 26日 ロイター] ノーベル経済学賞受賞者で、金融危機の再発防止に向けた国連の専門家パネルを率いるジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大学教授は26日、中国が提案した国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)を準備通貨とする新たなシステムについて、早ければ1年以内にも段階的に導入することが可能との見方を示した。

 教授は記者会見で、SDRがドルに代わる主要準備通貨となり得る時期について質問を受け、「向こう1年以内にも段階的な導入を始めることが可能だ」と回答。その上で「現実的には、それほど急速に進むとは思わない」と述べた。

 スティグリッツ教授が率いるパネルはこの日公表した報告書で、国際金融システム改革について一連の提言を行い、SDRを基軸とする新たな通貨体制にも言及。「国際的な安定と経済の強化、各国間の公平に寄与する可能性がある」と指摘した。

 教授は、ドルを準備通貨とする体制について「デフレ圧力となる傾向があり、不安定である上に、やや不公平な性質を伴う」との見方を示し、「問題があるとのコンセンサスが高まっている」と述べた。

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