April 2, 2009 / 8:33 AM / 10 years ago

麻生首相、G20で追加財政出動を表明へ

 4月2日、麻生首相がG20で追加財政出動を表明する見通しが明らかに。昨年12月代表撮影(2009年 ロイター)

[ロンドン 2日 ロイター] 麻生太郎首相は2日、ロンドンで開かれている20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)において、世界的な経済・金融危機の克服に向けて政府・与党に検討を指示した新たな経済対策とそれに伴う追加の財政出動を表明する見通し。

 また、途上国や貿易を支援するため、アジア向けの政府開発援助(ODA)や貿易金融の拡充なども打ち出す。

 世界的な景気の悪化に対応するため、各国が積極的な財政・金融政策を展開する中、麻生首相は金融サミットで財政措置12兆円程度、事業規模75兆円程度のこれまでの一連の景気対策に加え、先に政府・与党に指示した新たな経済対策について説明。それに伴う追加の財政出動も表明する見通しだ。

 G20では、共同声明で「過去に例を見ない、協調的な財政措置の拡大」が計画されていることを明記する方向だが、具体的な規模などについては踏み込まない見込み。

 また、麻生首相は途上国や貿易の支援、国際金融機関改革などについても提案を行う予定。具体的には「世界経済の成長のやめには、アジアが開かれた成長センターとして貢献することが鍵」と位置づけ、アジア向け政府開発援助(ODA)の拡充を表明する。1月の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で打ち出した1兆5000億円程度のODAを5000億円上積みし、最大2兆円に拡大する。

 さらに、世界的な信用収縮を背景とした途上国における貿易金融のひっ迫を解消するため、日本貿易保険(NEXI)と国際協力銀行(JBIC)を通じた貿易金融を拡充する。

 具体的にはNEXIに160億ドルの貿易保険枠を確保するほか、JBICから途上国の貿易金融に対する融資枠を60億ドル規模に拡充。2年間で総額220億ドル規模の支援を追加する。

 このほか、麻生首相は国際通貨基金(IMF)の資金基盤の拡充や特別引き出し権(SDR)の新規配分による世界の流動性拡大などについても提案する見通しだ。

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