April 9, 2009 / 9:20 PM / 9 years ago

欧州市場サマリー(9日)

    1310GMT 8日

ユーロ/ドル 1.3248 1.3258

ドル/円  100.35 99.710

ユーロ/円 132.97 132.22

              9日終値     前営業日終値

株 FT100 3983.71(+58.19) 3925.52

  クセトラDAX     4491.12(+133.20) 4357.92

金 現物午後値決め 880.50 880.00

              先物      現物利回り

3カ月物ユーロ(6月限)  98.715 (‐0.025)  0.746(0.716)

独連邦債2年物 1.385(1.443)

独連邦債10年物(6月限) 122.05 (‐0.24) 3.238(3.229)

独連邦債30年物   4.060(4.065)

 <為替> ドルが対円で上昇。決算をめぐる前向きなニュースを手がかりに株価が上昇し、リスク資産への投資意欲が回復した。

 ウェルズ・ファーゴ(WFC.N)の明るい決算見通しで米金融セクターの健全性を楽観視する見方が強まり、円が売られている。

 <株式> ロンドン株式市場は5営業日ぶりに反発。米銀大手ウェルズ・ファーゴ(WFC.N)が強い決算見通しを示したことや、米新規失業保険申請件数が減少したことを好感した。

値動きは荒かった。FT100種総合株価指数は週足では1.1%安。年初来では10%安。イースターの休日で10日と13日は休場となる。

 ウェルズ・ファーゴは、第1・四半期の純利益が約30億ドルになるとの見通しを示した。

 銀行株が高い。バークレイズ(BARC.L)は12.5%高。同行は上場投資信託(ETF)のiシェアーズについて、30億ポンド(44億ドル)でプライベートエクイティのCVCキャピタル・パートナーズに売却することで合意したと発表した。

 HSBC(HSBA.L)、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L)、ロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L)、スタンダード・チャータード(STAN.L)は7.1─11.1%値上がりした。

 イングランド銀行(英中銀)は、政策金利を予想通り0.5%に据え置いた。750億ポンドの資産買い入れプログラムについては、継続を表明、完了までさらに2カ月かかるとの見通しを示した。

 鉱山のベダンタ・リソーシズ(VED.L)は13%高。収益性が比較的高い亜鉛と鉄鉱石の生産が第4・四半期に拡大したほか、コスト削減のためアルミニウム・銅部門を閉鎖したことを明らかにした。

 金属価格の上昇も鉱山株を支援した。エクストラータXTA.L、アントファガスタ(ANTO.L)、カザキミス(KAZ.L)、フレスニロ(FRES.L)、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)ENRC.Lは3.6─10.7%高となった。

 米ゴールドマン・サックス(GS.N)はノートで、経済循環は最悪期を抜けたと確信しているとし、景気循環株を推奨。鉱工業セクターの投資判断を「オーバーウエート」に引き上げ、医薬品は「ニュートラル」に引き下げた。

 また、ハイテクや公益事業、旅行・娯楽を「ニュートラル」に引き上げた一方、食料品・飲料は「アンダーウエート」に引き下げた。

 ハーグリーブス・ランズダウンの株式ストラテジスト、キース・バウマン氏は、来週は米JPモルガン(JPM.N)、シティグループ(C.N)、ゴールドマン・サックスの決算が注目されると述べた。

 欧州株式市場は大幅続伸。米経済指標やウェルズ・ファーゴ(WFC.N)の業績見通しを好感した。週間ベースで5週連続の値上がりとなった。

 10日は聖金曜日で休場となる。

 FTSEユーロファースト300種指数は15.81ポイント(2.07%)高の778.39。週間では0.9%高で5週連続の上昇。3月9日の最安値からは20.6%高となったが、年初からは依然として6.4%安の水準にある。

 DJユーロSTOXX50種指数は61.10ポイント(2.79%)高の2247.89。

 米銀大手ウェルズ・ファーゴ(WFC.N)は、第1・四半期の純利益が約30億ドルになるとの見通しを示した。週間の米新規失業保険申請件数は予想以上に減少。米銀に対するストレステスト(健全性審査)について、審査結果を受けて閉鎖される銀行はないと米当局は見込んでいる、と関係筋が話したことも相場を支援した。

 金融株ではサンタンデール銀(SAN.MC)、ドイツ銀(DBKGn.DE)、UBSUBSN.VXなどが買われた。

不動産大手ヒポ・レアル・エステートHRXG.DEは15%高。ドイツ政府は9日、ヒポ・レアルを1株当たり1.39ユーロで買収することを提示した。

 蘭INGグループING.ASは17.8%上昇した。最大で80億ユーロ(106億ドル)の非中核事業を売却し、欧州の銀行業務に経営資源を集中する方針を示した。売却を検討する60億─80億ユーロ相当の非中核事業は、数にして10─15件になる。

 <ユーロ圏債券> 下落し、独連邦債10年物の利回りが一時2カ月ぶり水準に上昇した。銀行株主導で株高となり、リスク資産への投資意欲が全般的に強まったことで債券の買いが鈍った。

 独連邦債先物は2カ月ぶり低水準に下落し、121.60―65のテクニカル面で主要な下値支持線を試す展開となった。

 イタリアが実施した92億2500万ユーロの5―20年物国債入札は、まちまちの結果となり、来週はドイツ・フランス・スペインが国債入札を予定していることもあり、圧迫要因となった。

 1635GMT時点で、独連邦債10年物利回りは3.22%。一時3.288%まで上昇し、2月11日以来の水準となった。

 独連邦債2年物利回りは1.37%に低下したことから、2・10年債の利回り格差が186bpまで拡大し、1カ月ぶり水準に達した。

 独連邦債先物6月限は一時、121.61の安値に下落。ただ、引け後の取引で122.25付近まで戻した。

 ドイツ以外の欧州国債が独連邦債をアウトパフォームした。

 ギリシャ10年債と独連邦債10年物の利回り格差は229ベーシスポイント(bp)と、2カ月ぶり水準に縮小した。

 一方、アイルランド国債と独連邦債の利回り格差は若干拡大し、216bpとなった。前日のフィッチ・レーティングスによるアイルランドのソブリン格付け引き下げが影響した。

          [東京 10日 ロイター]

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below