[メキシコ市 1日 ロイター] メキシコでは1日から5日間、新型インフルエンザの感染拡大を防ぐため、ほとんどの企業が活動を停止する。ただ保健当局者によると、新たな感染例は減る傾向にあるという。
メキシコのコルドバ保健相は、30日現在重い症状で公立病院で治療を受けている感染者数は46人で、20日時点の212人から大幅に減少したと述べた。
同相によると、米国やカナダおよび国内の研究所での追加検査によると、176人とされていた死者のうち、12人が新型インフルエンザによるものと確認された。確認作業が進めば死者数は増える見通しという。
新型インフルエンザ感染が確認された国は11カ国に及び、このほか17カ国で疑い例が検査されている。