[ニューヨーク 1日 ロイター] 米供給管理協会(ISM)が1日発表した4月の製造業部門指数は40.1と、前月の36.3から悪化ペースが鈍化した。
景気を見極めるうえでの分岐点となる50を依然下回っているものの、製造業および経済全般の一部安定化を示す格好となった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想の中央値は38.0。同指数は15カ月連続で50を割り込んでいるが、4カ月連続で改善している。
ハイフリークエンシー・エコノミクスの主席米経済エコノミストのイアン・シェパードソン氏は、指数が今夏までに44に改善した場合、広範な経済の収縮が停止したことを意味する可能性があると指摘。顧客向けノートで「44(という数字)は安定した国内総生産(GDP)と一致する」と述べた。
項目別では、新規受注は前月の41.2から47.2に改善し、2008年8月以来の水準となった。
雇用は前月の28.1から34.4に改善。08年9月以来の水準となった。