May 7, 2009 / 11:21 PM / 10 years ago

米ストレステスト、資本不足は10行で7兆4000億円

 5月7日、米ストレステストで大手銀行の資本不足が10行で746億ドルに。写真はニューヨークのシティバンク支店(2009年 ロイター/Shannon Stapleton)

 [ワシントン 7日 ロイター] 米金融規制当局は7日、大手銀行10行に対し746億ドルの資本増強を要求した。金融機関への信頼を回復し、過去数十年で最も深刻なリセッション(景気後退)から抜け出す道筋を付けることが目的としている。

 当局は大手19行を対象とする「ストレステスト(健全性審査)」で、財務基盤がぜい弱な銀行と健全な銀行を事実上区別し、貸出債権の劣化に悩む銀行に対し必要な増資の額を具体的に提示した。テストには150人を超える当局者が関与した。

 リセッションが深刻化することを想定して行われたテストでは、損失拡大に持ちこたえるために増資が必要と判断されたのは10行。

 当局はバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N)に対し、339億ドルとテスト対象行の中で最大の増資を求めた。さらにウェルズ・ファーゴ(WFC.N)に137億ドル、GMACGKM.Nに115億ドル、シティグループ(C.N)に55億ドルの資本増強を指示した。

 オバマ政権は、資本不足と判断された金融機関は民間から資本を調達することが望ましいとしているが、バーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長は、必要があれば政府には支援の用意があると表明。

 議長は声明で「米銀行システムが厳しい景気低迷期を乗り切ることができるよう、米政府は財務省を通じて必要な追加資本を注入する用意がある」との考えを示した。

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