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米株は大幅下落、NY州業況指数が予想外に悪化
2009年6月15日 / 21:16 / 8年後

米株は大幅下落、NY州業況指数が予想外に悪化

 [ニューヨーク 15日 ロイター] 米株式市場は1カ月ぶりの大幅下落となった。ニューヨーク州製造業業況指数が予想外に悪化したことから景気に対する楽観的な見方が後退した。また、ドル高を受けて商品価格が下落したため資源株に売りが出た。 

 6月15日、NY州業況指数が予想外に悪化し、米株市場が大幅下落。写真はニューヨーク証券取引所。1日撮影(2009年 ロイター/Brendan McDermid)

 経済が安定化している可能性を示す一連の兆しを受け、投資家は回復へのより明確なシグナルを求めている。アナリストは、株式市場は3カ月にわたり上昇していたため、下落はサプライズではないとの見方を示している。

 ニューヨーク連銀が発表した6月のニューヨーク州製造業業況指数はマイナス9.41と、前月のマイナス4.55から悪化した。ロイターが集計したエコノミスト予想はマイナス4.5だった。

 アラン・B・ランツ&アソシエーツのプレジデント、アラン・ランツ氏は「投資家はV字型の経済回復を織り込み始めていたということだ」と指摘した。

 ダウ工業株30種は187.13ドル(2.13%)安の8612.13ドル。

 ナスダック総合指数は42.42ポイント(2.28%)安の1816.38。

 S&P総合500種は22.49ポイント(2.38%)安の923.72。

 大型製造業が下落。3M(MMM)は2.8%安、キャタピラー(CAT)は4.3%安となった。

 原油価格は、ロシアが国際的な準備通貨としてのドルの役割について信認する姿勢を示したことから下落した。これを受け、石油大手シェブロン(CVX)は2.2%値を下げた。S&Pエネルギー株指数は2.3%安。

 商品価格の最近の上昇は、株式相場を支援してきたものの、一方で、景気の回復を妨げる可能性も懸念されている。エネルギーコストの上昇は消費支出と企業利益を圧迫するからだ。

 この日の米株市場は、薄商いの中5月中旬以来の大幅な下げとなった。ただ、S&P総合500種は3月初めにつけた終値ベースでの12年ぶり安値を依然として36.5%上回っている。

 小売り大手ウォルマート・ストアーズ(WMT)は2.8%下落し、ダウの下げを主導した。ゴールドマン・サックスが、投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に引き下げたことが背景。

 S&P小売株指数は1.4%下落。

 ハイテク株は利食い売りに押された。ワイヤレス技術会社クアルコムQCOMは3.8%安。企業向けソフト大手オラクルORCLは3%安となった。

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