June 16, 2009 / 10:24 PM / 10 years ago

ダウ平均は続落、ベスト・バイ決算などで景気懸念高まる

 [ニューヨーク 16日 ロイター] 米株式相場は続落。家電小売り大手ベスト・バイ(BBY.N)の第1・四半期の売上高が振るわなかったことや一部経済指標を受けて景気回復をめぐる懸念が強まった。

 6月16日、ダウ平均は続落、ベスト・バイ決算などで景気懸念高まる。写真はニューヨーク証券取引所。昨年11月撮影(2009年 ロイター/Lucas Jackson)

 過去3カ月にわたる市場の上昇は、12年ぶり安値を最大40%上回る水準にまでS&P総合500種を押し上げており、アナリストは、景気回復に関する楽観的な見方を支援するためには経済が確かな改善を示し始める必要があると指摘している。

 5月の米住宅着工・許可件数は前月から大幅増加し、住宅セクターがある程度安定化していることが示されたものの、同日発表された5月の米鉱工業生産は前月比1.1%減と、市場予想以上の大幅な減少となった。

 ジョンソン・イリントン・アドバイザーズのヒュー・ジョンソン最高投資責任者(CIO)は、市場の下落について「少なくとも市場が一服し、恐らく調整に入る可能性があることを示している」と指摘。「懸念されるのは、あまりにも早く上昇し過ぎたことと経済と企業収益の回復の強さを強調し過ぎてきたことだ」と述べた。

 ベスト・バイは7.3%急落。第1・四半期の売上高が振るわなかったほか、通年の業績が予想を下回るとの見通しを示したことが嫌気された。S&P小売株指数は3.1%下落した。

 ダウ工業株30種は107.46ドル(1.25%)安の8504.67ドル。

 ナスダック総合指数は20.20ポイント(1.11%)安の1796.18。

 S&P総合500種は11.75ポイント(1.27%)安の911.97。

 S&P総合500種は3月につけた終値ベースでの12年ぶり安値を依然として34.8%上回っている。これまで市場の下落は小幅で一時的だったものの、アナリストの間では、より大幅な調整が見られるとの見方が強まっている。

 ジョンソン氏は、約10%の調整を見込んでいる。

 この日は消費者関連株と資源株の下げが大きかった。石油大手シェブロン(CVX.N)は1.7%安。

 経済動向に左右されやすい大手製造業株も売られた。3M(MMM.N)は1.5%安。

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