June 29, 2009 / 5:09 AM / 9 years ago

中国に資産バブルの兆候、新規融資の拡大で=政府系エコノミスト

 [上海 29日 ロイター] 上海証券報によると、中国政府系シンクタンクの研究員は、中国では新規融資の急増を受けて株式や不動産の価格が上昇する中、資産バブルの兆候が見られるとの認識を示した。

 同紙によると、国務院発展研究センターの上級研究員Wei Jianing氏はコンファレンスで、中国の新規融資の半分近くは実体経済に回って景気を支援するのではなく、金融システム内で流通し、資産価格を押し上げていると指摘。「既に資産バブルの初期の兆候がいくらか表れている」と語った。 

 同紙はまた、全国人民代表大会(全人代)常務委員会の成思危・元副委員長のコメントも掲載。成氏によると、今年第1・四半期の新規融資のうち約2兆4000億元(3510億ドル)は、株や不動産を含む投資目的に使われた。第1・四半期の新規融資は4兆5800億元だった。

 ただ、同氏は、株式市場や不動産市場でバブルがすでに形成されているかを現時点で判断することはできないとした。

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