June 29, 2009 / 4:41 AM / 11 years ago

情報BOX:G20規制案に対する金融安定化理事会の進ちょく評価

 [バーゼル(スイス) 27日 ロイター] 金融安定化理事会(FSB)は設立会合を開催。4月の20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)で合意した規制案の進ちょく状況について討議した。

 FSBは、金融システムの安定維持や、合意した規制が各国で適切に適用されていることを監督するため、G20が設立したもので、主要国のみで構成されていた金融安定化フォーラムを拡充する形で発足した。

 ドラーギFSB議長(イタリア中銀総裁)は、4月以降かなりの前進があり、提案の多くは年末までに結論が得られる、との見方を示した。

 以下はG20の規制案と、その進ちょく状況に関するFSBの評価。 

 ◎2009年末までの会計規則簡素化:

 FSBは、新たな時価会計規則に関する作業加速化に向けた国際会計基準審議会(IASB)の動きを歓迎。FSBは、米国・欧州連合(EU)・日本の会計規則を統合することを、最優先課題と認識している。 

 ◎銀行の自己資本規制:

 バーゼル銀行監督委員会(BCBS)は2009年末までに、銀行の自己資本と流動性に関するルール強化に向けた統一的な提案を行う予定であり、そうした提案は、2010年末ごろから実行される見通しだ。 

 ◎ヘッジファンドと格付け会社の登録および監督:

 FSBは、特に米国とEU、日本で、ヘッジファンドと格付け会社を規制する一律のアプローチが必要と認識している。ヘッジファンドは、EUの規制案が米国案と比べて厳格だとして、苦情を申し立てている。 

 ◎証券化:

 証券監督者国際機構(IOSC)は、証券化とクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)規制に関する最終案を9月に公表する見通し。 

 ◎監督:

 FSBは、国際的な監督・規制の規範向上に向けたメカニズムを作成する。9月のG20首脳会合(金融サミット)で進ちょくを報告する。 

 ◎システム上重要な金融機関を対象とした規制部門の設立:

 大規模でシステム上重要な金融機関を対象とした規制部門の設立作業は、完了した。FSBは、その運営を支援するための指針を公表する。

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