July 1, 2009 / 10:49 AM / 10 years ago

全日空、公募増資で最大1800億円調達へ

 7月1日、全日空は公募増資で最大1800億円を調達すると発表。写真は羽田空港の全日空機。1月撮影(2009年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 [東京 1日 ロイター] 全日本空輸(9202.T)は1日、公募増資で最大1800億円を調達すると発表した。世界経済の低迷や新型インフルエンザの発生で事業環境が悪化する中、2010年の羽田と成田空港の発着枠増加に伴う新規投資に備えて財務基盤を強化する。 

 同社が公募増資に踏み切るのは2006年3月以来、約3年4カ月ぶりとなる。2009年3月期末に18.3%まで低下した自己資本比率は20%台後半まで回復する見込み。

 会見した岡田晃上席執行役員は「自己資本を5000億円ぐらいにすることを考えて今回の増資を考えた。事業を展開するに当たって、自己資本の充実が今後の資金調達への力になる」と語った。

 公募による新株発行数は5億3750万株で、このうち国内一般募集が2億5000万株、海外募集が2億8750万株。さらに3750万株を上限に、オーバーアロットメントによる売り出しを実施する。発行価格は7月13日から15日までのいずれかの日に決定する。払い込みは同21日から23日までの間で、発行価格等決定日の5営業日後としている。

 併せて同社は、今年度に730億円を計画していたコスト削減をさらに300億円上積みすることも明らかにした。4─6月期の収入が想定よりも300億円ほど下振れたため。通期の業績予想を修正することはないという。

 一方、経営再建中の日本航空9205.Tの西松遙社長は1日、金子一義国土交通相を訪問した。前日に日本政策投資銀行などと1000億円の融資契約を結んだことを受け、これまでは9月末までに予定していた経営改善計画の策定を前倒しすることを約束した。その後、記者団の取材に応じた西松社長は「需要の回復を前提とせずに策定する」と語り、聖域なき改革に取り組む姿勢を強調した。 

(ロイターニュース 久保 信博記者)

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