[3日 ロイター] - キャメロン・クロウ監督のハワイを舞台にした新作映画「Aloha(原題)」をめぐり、キャスティングへの批判が起きている。
監督は、アジア系女性の役に白人女優エマ・ストーンを起用したことについて、誇り高いキャラクターにぴったりだったと釈明したが、配役で感情を害した観客に対しては謝罪すると述べた。
自身のウェブサイトに2日掲載した声明で、監督は「配役に違和感がある、または間違いだと感じているすべての人に心から謝罪する」と述べた。
ただ、ハワイの血が4分の1入り、父親が中国系ハーフという設定の米空軍パイロット役にエマ・ストーンを起用したのは妥当だとし、この空軍大尉は「非常に誇り高いクォーターのハワイ人なのに、外見がそう見えないことにフラストレーションを感じている役柄だ」と説明した。
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