[国連 16日 ロイター] - ニッキー・ヘイリー米国連大使は16日、イスラエルとパレスチナの紛争解決策として米国はこれまで通り「2国家共存」案を支持すると述べた。
ヘイリー氏は記者団に「まず最初に、2国家共存がわれわれが支持する原則で、米国がこれを支持しないとの見方は間違いだ」と述べた。
トランプ米大統領は15日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談。共同記者会見で大統領は、「2国家と1国家のいずれも選択肢にある。当事者双方が望む方が好ましい。私はどちらでも受け入れ可能だ」と述べ、必ずしも2国家共存にこだわらない考えを示した。大統領の発言は、歴代政権の中東和平政策からの転換と受け止められた。
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