[ヒューストン 9日 ロイター] - カナダのカー天然資源相は9日夜、米ヒューストンで会見し、カナダ政府が北米自由貿易協定(NAFTA)の修正を米国とメキシコと協議する用意があると述べた。
同相はNAFTAに関する質問に対し、カナダ政府はNAFTAについて「時折更新されるべき」との見解を示した。
トランプ米大統領はNAFTAの再交渉を望んでいる。
カー天然資源相はまた、カナダは米政権が提案する国境調整税に対応するとした上で、ヒューストンでエネルギー業界の年次会合「CERAウィーク」に出席している業界幹部はエネルギー輸入への課税の必要性はないと考えていると述べた。
同相は「(業界幹部は)財とサービスの自由な行き来を望んでいる」とし、カナダは米国にこうした関係の統合性を強調していく必要があるとの見方を示した。
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