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フィリピン南部の空爆、誤爆で政府兵10人死亡

 6月1日、フィリピンのロレンザーナ国防相は、同国軍がイスラム武装勢力の掃討を狙って南部で実施していた空爆で、政府軍の兵士10人が死亡、7人が負傷したことを明らかにした。写真は過激派組織「イスラム国」(IS)系の武装勢力と戦闘を続ける政府軍の兵士ら。25日マラウィで撮影(2017年 ロイター/Romeo Ranoco)

[マニラ 1日 ロイター] - フィリピンのロレンザーナ国防相は1日、同国軍がイスラム武装勢力の掃討を狙って南部で実施していた空爆で、政府軍の兵士10人が死亡、7人が負傷したことを明らかにした。

同相は会見で「非常に悲しいことだ。地上から指示を出した人間か、パイロットかのどちらかに、何か間違いがあったはずだ」と述べた。

政府軍は先月23日から、南部のマラウィで過激派組織「イスラム国」(IS)系の武装勢力と戦闘を続けているが、武装勢力は依然として市中心部を占拠している。

過去9日間の戦闘で死亡した治安部隊関係者は38人、民間人は19人、イスラム武装勢力は120人となった。

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