[ベルリン 6日 ロイター] - ドイツ政府の高官は6日、欧州連合(EU)が年末までに南米南部共同市場(メルコスル)との自由貿易協定で合意したい考えで、ドイツもこの目標を共有していると述べた。
EUとメルコスルは1999年に貿易交渉を開始したが、アルゼンチンの左派政権が10年以上続いたことなどを背景に、交渉はこれまで順調に進んでこなかった。
高官は、政治的な意思があり、農業分野で交渉を進められれば合意は可能だとし、「政治的な意思はある」と述べた。
また、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉はドイツ経済にとっても重要だと指摘。今週のメルケル首相のメキシコ訪問でNAFTAに関する協議が行われると述べた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」