[26日 ロイター] - 米半導体大手インテルINTC.Oが26日発表した第2・四半期決算は、利益と売上高が市場予想を上回った。ただ、注目度の高いデータセンター向け事業の売上高が予想を下回り、株価は引け後の取引で6%近く下落した。
純利益は50億1000万ドル(1株当たり1.05ドル)と、前年同期の28億1000万ドル(同0.58ドル)から増加。
諸項目を除いた1株利益は1.04ドルで、トムソン・ロイターI/B/E/S業績予想の0.96ドルを上回った。
パソコン(PC)市場の底入れが寄与した。
純売上高は14.9%増の169億6000万ドル。市場予想の167億7000万ドルを上回った。
データセンター部門の売上高は26.9%増の55億5000万ドルとなったが、ファクトセットがまとめたアナリスト予想は56億3000万ドルだった。
PCメーカー向けの半導体を手掛ける顧客コンピューティング部門の売上高は6.3%増の87億3000万ドル。ファクトセットがまとめた予想(84億8000万ドル)を上回った。
第3・四半期の業績については、売上高が181億ドル(プラス/マイナス5億ドル)、調整後1株利益が1.15ドル(プラス/マイナス0.05ドル)との見通しを示した。
トムソン・ロイターI/B/E/Sによるアナリスト予想は売上高が176億ドル、1株利益が1.08ドルだった。
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