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途上国へのコロナワクチン供給、中国が先行 トルコなど接種開始

 途上国への新型コロナウイルスワクチンの供給レースで、中国が西側の製薬会社を抑え先行している。写真はトルコ・イスタンブールの病院。14日撮影(2021年 ロイター/Murad Sezer)

[イスタンブール/ロンドン 14日 ロイター] - 途上国への新型コロナウイルスワクチンの供給レースで、中国が西側の製薬会社を抑え先行している。インドネシアとトルコで今週、中国製ワクチンの接種が始まり、ブラジルも近く投与開始を予定している。欧州連合(EU)加盟国のハンガリーも中国製ワクチンの購入で合意した。

中国製の新型コロナワクチンは臨床試験(治験)データの公表が遅く、予防効果に関する治験結果にもばらつきがある。ただ、国民への投与を急ぎたい国々は、中国製ワクチンでも十分と考えているようだ。

西側の製薬会社がそれぞれの国での需要に十分対応できないでいる中、中国は、シノバック・バイオテック(科興控股生物技術)が開発したコロナワクチンを世界各国に大量に供給。中国医薬集団(シノファーム)のワクチンも売り込みをかけている。

トルコは14日、医療従事者を対象にシノバック製ワクチンの投与を開始。28万5000人以上が接種したとしている。

ハンガリーは同日、シノファームのワクチンの購入で合意。承認されれば、EU加盟国で初めて中国製ワクチンの使用を認めることになる。ハンガリーは、EUのワクチン配布が遅いと不満を募らせていた。

ブラジルは来週、中国製を含むワクチンの接種を始める見通し。

インドネシアでも13日、中国製ワクチンの投与が始まり、ジョコ大統領が最初に接種を受けた。

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