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スティング氏ら英音楽家100人超、EU離脱後の演奏活動に危機感

 スティング氏(写真)ら100人を超す英国の演奏家らが、EU離脱を受けて欧州でのコンサートツアーに支障が生じるとの危機感を表明している。2019年11月ベルリンで撮影(2021年 ロイター/Fabrizio Bensch)

[ロンドン 20日 ロイター] - 英シンガーソングライターのエド・シーラン氏やスティング氏、ロックバンド「ピンク・フロイド」の元メンバー、ロジャー・ウォーターズ氏から著名指揮者サイモン・ラトル氏らクラシック音楽界の重鎮に至るまで100人を超す英国の演奏家らが、欧州連合(EU)離脱を受けて欧州でのコンサートツアーに支障が生じるとの危機感を表明している。

タイムズ紙に寄せられた書簡によると、演奏家らは英政府が、査証(ビザ)や就労許可なしに欧州での演奏活動が認められるよう交渉を行うとの約束を「残念なことに」ほごにしたと批判。「欧州で音楽活動を行う全ての人が、費用の高い就労許可の取得を求められ、機材持ち込みには山のような書類が必要となる」と指摘した。

昨年12月、英政府とEU間で交わされた合意では、英の演奏家はEU域内での滞在180日につき最大90日間、ビザなしで演奏活動が可能。ただ、ドイツやスペインなど数カ国では就労許可が必要となる。

書簡には、英ロックバンド「ザ・フー」のリードボーカル、ロジャー・ダルトリー氏も名を連ねた。ダルトリー氏はEU離脱への賛成を積極的に表明し、以前は離脱後の演奏活動に関する懸念を否定していた。

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