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台湾中銀、外資系銀行4行を処分へ 商社の投機的取引に関与

[台北 21日 ロイター] - 台湾の中央銀行は21日、フォワード市場で外国為替の投機的な取引を行った穀物商社を助けたとして、外資系銀行4行を処分する方針を示した。銀行名は公表していない。

台湾ドルは、台湾の好調なハイテク輸出を背景に、対ドルで約23年ぶりの高値に上昇しており、中銀は台湾ドル高の抑制に動いている。

中銀は、台湾ドル高を抑制するため、銀行に対し為替取引の自制を求めているが、穀物商社の為替取引については以前から特に懸念を示していた。

中銀は声明で、穀物商社8社が2019年7月以降、商取引に必要な通常の為替取引と見せかけて、台湾ドルのデリバラブル・フォワード市場で投機的な取引を行っていたと指摘。これにより、台湾の外国為替市場の安定に悪影響が出たとの認識を示した。取引規模は総額110億ドルに達したという。

中銀は、これに関連し銀行6行を調査。銀行が、顧客の台湾ドルのデリバラブル・フォワード取引について「実需」に基づくものか確認を怠っていたとの結論に達した。

中銀は外資系銀行4行を近く処分する方針を表明。深刻な違反の場合、外国為替取引の免許を取り消す可能性もあるとしている。

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