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五輪=精神的理由で棄権の体操女子バイルス、各界から温かい声

[27日 ロイター] - シモーン・バイルス(24、米国)が27日に行われた東京五輪の体操女子団体総合決勝を精神的理由で途中棄権したことを受け、さまざまなところから温かい声が寄せられている。

世界選手権や五輪で数多くのメダルを獲得してきたバイルスは、自身に向けられる期待に応えなければならないという重圧に苦しみ、他に選択肢がなかったと語っている。

そのバイルスの決断に関し、米国オリンピック・パラリンピック委員会のサラ・ハーシュランド最高経営責任者は「メンタルの健康を最優先するという決断を称賛し、今後の道を進むあなたにチームUSAコミュニティの全面的なサポートとリソースを提供する」と支援を約束した。

また、ユニセフUSAは「メンタルヘルスを優先してもOKだということを世界に示し、ロールモデルとなったバイルスに感謝する。今後の活躍を楽しみにしている」とエールを送った。

約4年、バイルスに関わってきたメンタルトレーナーは、「体操はおそらく他のどのスポーツよりも、レーザーのようなピンポイントの集中力を必要とする。ワールドクラスであること、史上最高の選手であること、そういった全てのことが干渉を生み出す」と体操競技の難しさを指摘。

バイルスに代わって出場し、銀メダル獲得に貢献したジョーダン・チャイルズは「言われた時は、オーマイゴッドという感じだった。私がやらなければいけないことは大きな穴を埋めることだったが、それができてうれしい。彼女はGOAT(史上最高)。みんなで一緒にやったということを世界に示せた」と代役を務めたことを振り返った。

支援の声は他のスポーツ関係者からも届いており、米プロバスケットボール協会(NBA)ティンバーウルブズのカールアンソニー・タウンズは「愛とポジティブな気持ちを送る」、元フィギュアスケーターのアダム・リッポン氏は「シモーンが感じているプレッシャーは想像できない。彼女も人間であることを忘れがち。みんな、あなたを愛している」とコメント。

ボクシングのレジェンド、マニー・パッキャオは「一度でもチャンピオンになった者は常にチャンピオン。バイルスに神の祝福を」とエールを送り、五輪で2回金メダルを獲得した女子アルペンのミカエラ・シフリンは「その笑顔を絶やさないで。紛れもなく金色に輝いているから、いつもね」と寄り添った。

また、バイルスのスポンサーであるアスレタ社は「競技内外を問わず、彼女の幸せをサポートする。我々は今日の彼女のリーダーシップに感銘を受け、彼女の一歩一歩を支援する」と支持を表明している。

*選手名の表記を修正して再送します。

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