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VW主導の企業連合、仏レンタカー大手を34億ドルで買収 TOB開始へ

7月28日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、同社が率いる企業連合が、仏レンタカー大手ヨーロッパカーを29億ユーロ(34億ドル)で買収すると発表した。写真はヨーロッパカーのロゴ。パリ・シャルル・ド・ゴール空港で昨年5月撮影(2021年 ロイター/Charles Platiau)

[パリ 28日 ロイター] - 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は28日、同社が率いる企業連合が、仏レンタカー大手ヨーロッパカーを29億ユーロ(34億ドル)で買収すると発表した。友好的な株式公開買い付け(TOB)を行う。

VWと英資産運用会社アテスター、オランダの輸送関連複合企業ポン・ホールディングスの連合は、ヨーロッパカーに1株当たり0.50ユーロの買収を提示。ヨーロッパカーによると、このTOBに9割の株主が同意する場合、買い取り額は0.01ユーロ引き上げられる。ヨーロッパカーの取締役会は株主にTOBに応じるよう勧告している。

VWは、収益面で妙味があるモビリティーサービス(自動車と新技術を融合した移動や運搬のための一連のサービス)の提供先として、140カ国以上で事業を展開し、35万台強の車両を持つヨーロッパカーに期待している。

ディース最高経営責任者(CEO)は、モビリティー市場が急速に変化しつつあり、自動車のシェアリングや定額利用といったサービスへの需要が増大していると指摘。「ヨーロッパカーは先進的な車両管理能力、および主要空港と駅、都市における幅広い事業拠点をもたらし、VWの野心的なモビリティーサービス目標の実現加速を後押ししてくれるだろう」と述べた。

VWは、TOB成立の条件を最低でも67%の株主が応じることと定めているが、既に68%からヨーロッパカーの株式売却の合意を得ているという。

ヨーロッパカーは、9月末までにフランスの規制当局に企業連合との統合の承認を申請し、年内もしくは来年第1・四半期中に手続きが完了するとの見通しを示した。

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