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フィリピン中銀、経常収支予測を修正 世界経済回復など考慮

[マニラ 10日 ロイター] - フィリピン中央銀行は10日、今年と来年の経常収支・国際総合収支の最新予測を公表した。世界経済の回復と長期化する新型コロナウイルス関連リスクを踏まえて予測を修正した。

今年の経常赤字は40億ドル、国内総生産(GDP)比1%となる見通し。従来予想はGDP比0.9%だった。

来年の経常赤字は99億ドル、GDP比2.3%となる見通し。従来予想はGDP比0.3%だった。

今年の国際総合収支は16億ドル(GDP比0.4%)の黒字となる見通し。従来予想はGDP比1.1%だった。

来年の国際総合収支は7億ドル(GDP比0.2%)の黒字となる見通し。従来予想はGDP比0.4%だった。

中銀は声明で「今年の国際総合収支の最新予測は、ここ数カ月の心強い経済動向を踏まえた一部の楽観論と、新型コロナの問題を巡って続いている高い不透明感の双方を踏まえたものだ」と表明。

ただ、全体としては、おおむね順調に回復している世界経済と、国内のデルタ株流行が抑制されているとのデータを考慮に入れたという。

外貨準備(グロス)の予想は下方修正し、今年末を1110億ドル、来年末を1120億ドルとした。従来予想はそれぞれ1140億ドル、1150億ドルだった。対外債務の返済を考慮に入れた。

海外のフィリピン人からの送金は、今年が6%増、来年が4%増となる見通し。フィリピン人労働者の需要が増えていることが背景。

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