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米ホリデーシーズンの店頭販売、ワクチン接種率の低い州で好調

 12月28日、米マスターカードのホリデーシーズンの販売データ分析によると、米国では今年のホリデーシーズンに実店舗を訪れた消費者が多く、特に新型コロナウイルスワクチンの接種完了率が60%未満の一部の州で販売が好調だった。写真はニューヨーク・マンハッタンのブラックフライデーのセール会場。11月26日撮影(2021年 ロイター/Jeenah Moon)

[28日 ロイター] - 米マスターカードのホリデーシーズンの販売データ分析によると、米国では今年のホリデーシーズンに実店舗を訪れた消費者が多く、特に新型コロナウイルスワクチンの接種完了率が60%未満の一部の州で販売が好調だった。

マスターカードがロイターに独占提供したデータによると、コロナワクチンの接種完了率が55%未満のアーカンソー州、ケンタッキー州、ウエストバージニア州では11月1日から12月24日までの販売が前年比で最も伸びた。これらの州では、ホリデーシーズンの店頭販売がいずれも10%以上増加した。米全体の店頭販売は8.1%増だった。

小売コンサルタント、カンターのシニアバイスプレジデント、デビッド・マーコット氏は、消費者が買い物に出かけたのは、感染に対する懸念がすでに乏しく、買い物する上でのリスクをほとんど感じていなかったためだと指摘。「自己主張のためでも、電子商取引にアクセスできないためでもない。マスク着用やワクチン接種とリスク認知との関係は買い物に影響を与える」と述べた。

米国で最もワクチン接種率が低いアイダホ州の実店舗の販売は6─8%増だった。

フォレスターのリサーチアナリスト、スチャリタ・コダリ氏は「これらの州は自由主義者が多く、外出に対する慎重さが低い傾向にある」と述べた。

店頭販売の伸びはワクチン接種率が全米で最も高い東海岸の一部でより緩やかだった。ワクチン接種完了率が約72%のニューヨークでは、ホリデーシーズンの店頭販売は5─6%増だった。ニューヨークは特にオミクロン変異株の影響を大きく受けている。

接種率が約64%のイリノイ州の実店舗での販売は9─10%増だった。

一方、ワクチン接種率が高いミネソタ州やニューメキシコ州などの店頭販売も10%以上増加した。

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