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ロシアのアエロフロート、30億ドル増資計画 航空機発注も検討

 6月7日、ロシア航空最大手アエロフロートは、1852億ルーブル(30億ドル)の緊急増資を計画していると発表した。写真はモスクワ郊外のシェレメーチエヴォ国際空港で2020年3月撮影(2022年 ロイター/Maxim Shemetov)

[ロンドン 7日 ロイター] - ロシア航空最大手アエロフロートは7日、1852億ルーブル(30億ドル)の緊急増資を計画していると発表した。

株主総会で公募により1株34.29ルーブルで購入できる54億2000万株の新株発行が承認された。

また、ロシアのベドモスチ紙は、アエロフロートがロシア国営の航空宇宙・防衛コングロマリットであるロステックが過半数出資するユナイテッド・エアクラフトに300機の航空機を発注する予定だと報じた。

同紙は関係者の話として、アエロフロートが「イルクートMS─21」の発注を検討していると伝えた。

さらに、ロシアの主要な国産旅客機である「スホーイ・スーパージェット100」や「ツポレフTu─214」の発注も検討している。

同社の年初旅客数は新型コロナウイルス感染拡大前と比較して3分の1減少しており、欧米諸国の制裁の影響も受けている。

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