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中国南西部、熱波で電力抑制続く CATLなど操業を制限

[上海 22日 ロイター] - 猛暑が続いている中国南西部の地域は22日、電力需要が急増する一方で水力発電の出力が落ちているため、電力消費制限を拡大した。

8月22日、 猛暑が続いている中国南西部の地域は電力需要が急増する一方で水力発電の出力が落ちているため、電力消費制限を拡大した。写真は浙江省長興で20日、干上がった貯水池を歩く人々(2022年 ロイター/Aly Song)

気象当局は同日、熱波により電力供給が混乱し農作物が打撃を受けているとして、11日連続で最も深刻な「赤色警報」を出した。また干ばつ警報も2番目に高い「オレンジ」に引き上げた。

農務省は21日、干ばつが米とトウモロコシの発育に「深刻な影響を及ぼしている」と指摘した。

国家気象センターは、南西部の四川省や南東部沿岸の福建省など62の気象観測所で21日に記録的な高温を記録したと発表した。

金融ニュースサービスの財新によると、四川省は工業用電力の使用制限措置を25日まで延長する。

四川省の殺虫剤メーカー、利爾化学は22日、同省の2カ所の拠点での生産制限が25日まで続くことを確認した。

四川省と重慶では、電気自動車(EV)用電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)やEV大手の比亜迪(BYD)などの工場が電力不足のためここ数週間、一部しか稼働していない。

関係筋によると、CATLの宜賓工場は米EV大手テスラ のバッテリーを製造しており、混乱が続けばいずれテスラにも影響が出る恐れがある。

一方、別の関係者はテスラの上海工場の生産に変化はなく、今のところ影響が及ぶ兆しは見られないと述べた。

上海日報は、電力ピーク時の負荷を減らすために電力消費を「ずらす」よう上海市当局が企業に要請すると報じた。一部の建設プロジェクトは中断されるという。

主要な農業地域も作物への影響を警告しており、河南省ではこれまでに100万ヘクタール以上の土地が干ばつの影響を受けた。水資源省は長江流域全体で約220万ヘクタールが影響を受けていると明らかにした。

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