[ワシントン 26日 ロイター] - 米運輸省は26日、航空会社が航空券の価格を初めて表示する際に手荷物、航空券の変更、家族で並んで座れる席の確保にかかる手数料も一緒に示すよう義務付ける新規制を提案した。
バイデン政権は航空便に関する消費者保護強化に向け一連の規制改革を打ち出しており、今回の案もその一環。
ブティジェッジ運輸長官は「航空便の利用者は航空券を購入する前に、利用便の完全な真のコストを知る権利がある」と述べた。
政府の調べによると、大手航空会社は2021年にキャンセル料と航空券の変更料の収入で7億ドルを得た。
同省は、現行規制では、消費者が航空券購入後、確認書で手数料に関する情報を受け取ることが多いとし「これは十分な情報開示とは言えない」と指摘した。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」