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欧州エアバス、10月引き渡し機数増加 中国から受注

欧州航空機大手エアバスは8日、10月の引き渡し機数が60機と前月の55機から増加したと発表した。写真は、同社のロゴ。2020年7月2日に仏ツールーズ近郊で撮影。(2022年 ロイター/Benoit Tessier)

[パリ 8日 ロイター] - 欧州航空機大手エアバスは8日、10月の引き渡し機数が60機と前月の55機から増加したと発表した。

年初来では497機に達し、西側の対ロシア制裁によりキャンセルされたアエロフロート向けの2機を除けば495機となった。

700機としている今年の引き渡し目標についてアナリストらは、困難だがおおむね達成可能とみている。

エアバスは、これまで米ボーイング機を運航してきた中国の厦門航空から40機を受注した。厦門は9月、エアバスを暫定的にサプライヤーに加え、中国が対米関係の緊張の中で欧州に傾く兆しを示す格好となった。

エアバスの1─10月の受注は1000機を突破。キャンセル分の223機を除けば810機となった。

ボーイングはこの日、品質問題の影響で10月の引き渡し機数が減少した一方、新型機への強い需要を背景に受注は増加したと明らかにした。

年初来では新規受注機数が664機(キャンセル分を除くと550機)、引き渡し機数は363機となった。

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