[ジュネーブ 16日 ロイター] - 米女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使を退任すると、国連が16日発表した。
ジョリーさんは声明で「約20年にわたる国連との仕事を経て、今後は違った形で難民や現地の組織と直接関わっていく時期に至ったと感じている」とし、「これからも難民や退避を強いられた人々を支援するために自分ができる限りのことを続けていく」と述べた。
ジョリーさんは2001年にUNHCRの親善大使に任命され、12年に特使に昇格。現地訪問を60回以上行うなど精力的に活動し、今年もウクライナとイエメンを訪問した。
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