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中国、コロナ規制緩和後の入院者数をWHOに報告せず 懸念の声

中国政府が「ゼロコロナ政策」を緩和して以降、世界保健機関(WHO)に対する新規入院患者数の報告がないことが分かった。一部専門家からは、中国が情報を隠しているのではないかと懸念する声が出ている。写真は12月22日、上海で撮影(2022年 ロイター/Aly Song)

[ジュネーブ/北京 22日 ロイター] - 中国政府が「ゼロコロナ政策」を緩和して以降、世界保健機関(WHO)に対する新規入院患者数の報告がないことが分かった。一部専門家からは、中国が情報を隠しているのではないかと懸念する声が出ている。

WHOの週次報告によると、中国が12月7日にコロナ規制の大幅緩和を決定するまで同国の新型コロナウイルス感染による入院患者数は増加しており、12月4日までには2万8859人に達した。これは3年前に新型コロナウイルスが出現して以来、最多だった。しかし、ここ2回の報告には数字がない。

WHOはデータの欠落について、中国当局が単に症例の集計に苦慮しているためとの見解を示していた。WHOで緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏も「中国が積極的に現状を伝えていないとは言いたくない。集計が遅れているのだと思う」と述べている。

一方、ジョージタウン大学のローレンス・ゴスティン教授は、中国がゼロコロナ政策解除の影響を完全に見極めるために不可欠なデータを隠している可能性があると指摘。欧州大学院のアダム・カムラッドスコット教授(世界公衆衛生学)も、各国はしばしば病気の発生程度を隠そうとするとした上で、「コロナ症例を(全く)報告していない国が他にある以上、中国を批判するのは難しい」と述べた。

世界的な規則では、各国は発生中の疾病に関する情報を報告するよう求められるが、強制することはできない。

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