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世界経済、分断化で最大7%縮小の可能性=IMFリポート

 国際通貨基金(IMF)は15日に発表したスタッフリポートで、数十年にわたり統合が進んできた世界経済が深刻な分断状態に陥った場合、最大で7%縮小する可能性があると指摘した。写真はIMFのロゴ。ワシントンで2018年4月撮影(2023年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン 15日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は15日に発表したスタッフリポートで、数十年にわたり統合が進んできた世界経済が深刻な分断状態に陥った場合、最大で7%縮小する可能性があると指摘した。また、技術も分断化されれば一部の国の損失が8─12%に達すると警告した。

限定的な分断化でも世界の総生産を0.2%削減する可能性があるとする一方、国際通貨システムと国際金融セーフティーネット(GFSN)に対するコストの評価にはさらなる作業が必要との認識を示した。

2008年から09年にかけての世界金融危機とその後の貿易制限拡大の後、モノと資本の流れは横ばいになっていると分析。

「新型コロナウイルスの世界的流行とロシアのウクライナ侵攻で国際関係はさらなる試練に直面し、グローバル化の恩恵に対する懐疑的見方を高めた」と指摘した。

貿易面の深化は長年にわたり世界の貧困を大きく削減し、先進国の低所得者層には物価押し下げという恩恵をもたらしたとする一方、貿易の崩壊は「低所得国や先進国のあまり裕福でない消費者に最も悪い影響を与える」との見方を示した。

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