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米、ウクライナに攻撃待つよう提言 武器供与完了まで=政府高官

米政府当局者がウクライナに対し、米国による新たな兵器供給と訓練が完了するまで、ロシア軍に対し大規模な攻撃を展開することを控えるよう提言したと、米政権の高官が明らかにした。昨年1月、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Shuran Huang)

[ワシントン 20日 ロイター] - 米政府当局者はウクライナに対し、米国による新たな兵器供給と訓練が完了するまで、ロシア軍に対し大規模な攻撃を展開することを控えるよう提言した。米政権の高官が20日明らかにした。

同高官はさらに、米国の主力戦車「エイブラムス」については、米政府はコスト高で維持が難しいという理由から、現時点では供給しない決定を維持しているとした。

国防総省は19日、最大25億ドルの新たなウクライナ向け軍事支援を発表。歩兵戦闘車「ブラッドレー」59両や装甲兵員輸送車「ストライカー」90両が含まれる。

20日にドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地で開かれたウクライナ支援国会議では、焦点となっていたウクライナへのドイツ製戦車「レオパルト2」供与決定には至らなかった。ピストリウス独国防相は、独政府がウクライナへのレオパルト2供与を一方的に妨げているという見方を否定した上で、同盟国間で合意があれば、独政府は迅速に行動する用意があると言明した。

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