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米FAA、ボーイング監督を強化 安全部門300人増員へ

 3月8日、米連邦航空局(FAA)のノレン長官代理は、上院商業委員会の公聴会で、航空機大手ボーイングの主力小型機「737MAX」による2度の墜落事故を受けて同社への監督を強化するとともに、FAAの航空安全部門の人員を約300人増やす計画だと述べた。写真は「737MAX」。英ファンボローで昨年7月撮影(2023年 ロイター/Peter Cziborra)

[ワシントン 8日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)のノレン長官代理は8日、上院商業委員会の公聴会で、航空機大手ボーイングの主力小型機「737MAX」による2度の墜落事故を受けて同社への監督を強化するとともに、FAAの航空安全部門の人員を約300人増やす計画だと述べた。

2018年と19年に起きた737MAXの2度の墜落事故後の20年に、米議会はFAAに安全性改善に向けた改革を命令。上院商業委はこの改革の進捗について聴取を行った。ノレン氏によるとFAAは、現在7489人の航空安全部門の人員を9月末までに7775人に増やす計画。

ボーイングに対しては現在、フルタイムの職員107人が規制面の監督に当たっており、同部門の陣容は数年前の82人から増強されているという。

ノレン氏は記者団に対し、新型機737MAX7とMAX10の型式認証に向けた検討を続けていると述べたが、認証取得の時期については言及を控えた。

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