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欧米間の自由貿易協定、年内に交渉積極化=EU通商担当委員

[ワシントン 10日 ロイター] - 欧州連合(EU)のマルストローム委員(通商担当)は9日、訪問先のワシントンで記者団に対し、進行中の米大統領選候補者選びで貿易に対する米有権者の見方が厳しくなっているものの、今年は欧米間の自由貿易協定(FTA)交渉を積極的に進めるとの考えを示した。

共和党候補指名争いでトップに立つドナルド・トランプ氏や民主党の候補指名を目指すバーニー・サンダース上院議員といった多くの候補者は、環太平洋連携協定(TPP)に激しく反対している。

マルストローム委員は欧米間のFTAである「環大西洋貿易投資パートナーシップ(TTIP)」について、4月と7月に交渉を行うとした。3月、5月、6月には非公式の会合も開くという。

また、同委員は今週、フロマン米通商代表部(USTR)代表と交渉の進展状況について話し合う予定となっている。

マルストローム委員は、米国の政府調達に関する「バイアメリカン」基準をめぐる意見の相違の解決を含め、TTIP各章の大半を夏までにまとめたいと表明。「われわれは交渉を推し進め、可能ならば妥結に向け努力したいと決意している。TTIPに一家言を持つ新政権が生まれる可能性は認識している」とした上で、「年内に妥結するならば、もちろん夏までに最終段階に入る必要がある」と述べた。

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