[ベルリン 28日 ロイター] - ドイツのガブリエル経済相は28日、 米国と欧州連合(EU)が締結を目指している環大西洋貿易投資パートナーシップ(TTIP)協定について、事実上、交渉が決裂したと述べた。
国営テレビZDFで28日に放映されるインタビューによると、経済相は「米国との交渉は事実上、決裂した。われわれ欧州側が米国の要求を受け入れたくないからだ」とし、「その部分で進展していない」と述べた。
TTIPは交渉開始からすでに3年が経過しており、双方は年内の妥結を目指していたが、農業を含むさまざまな分野で意見が食い違っている。
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