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デフレから脱却しつつある、金融政策の効果徐々に波及=安倍首相

9月14日、安倍晋三首相は足元の物価動向について、生鮮食品やエネルギー関連の影響を除けば34カ月連続でプラスで、デフレから脱却しつつあるとの認識を示した。ラオスのビエンチャンで7日撮影(2016年 ロイター/SOE ZEYA TUN)

[東京 14日 ロイター] - 安倍晋三首相は14日、足元の物価動向について「生鮮食品やエネルギー関連の影響を除けば、34カ月連続でプラス。デフレから脱却しつつある」との認識を示した。その上で「日銀の金融政策の効果も、実体経済に徐々に波及している」と語った。

米バンクオブアメリカ・メリルリンチが同日、機関投資家向けセミナーでビデオメッセージを公開した。

安倍首相はその中で世界経済の見通しについて「下方リスクは高まっている」と述べた。今年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)や先週の中国・杭州での20カ国・地域(G20)首脳会合でも「危機感を共有し、すべての政策対応を行う必要性で一致した」と指摘。「世界経済の成長と市場の安定のため、(G7の議長国として)今後も果断に行動していく」と語った。

一方、首相は環太平洋連携協定(TPP)に関しては「成長戦略の鍵となる。早期に国会の承認が得られるよう全力を尽くす。TPPの早期発効に弾みをつけたい」と述べた。

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