[パリ 29日 ロイター] - 女子テニスの元世界ランキング1位セリーナ・ウィリアムズ(米国)が29日、全仏オープンの女子シングルス1回戦に、ぴったりとした真っ黒なウエアで登場し、話題を集めた。
昨年9月に出産したセリーナにとって四大大会は、妊娠中に出場した2017年の全豪OP以来。
セリーナはウエアについて、マーベル・スタジオのスーパーヒーロー映画「ブラックパンサー」の主人公の故郷である架空の国「ワカンダ」風のものだと説明。「これを着ていると、戦士になったような気分。戦う姫君とか、ワカンダの女王になったような気持ち」と笑い、「いつもスーパーヒーローになりたかった」と話した。
見た目だけでなく、健康上の効果もあるという。セリーナは出産後、血栓に悩まされていたが、このウエアには血流を良くする効果もあるため「着ていて楽しい上、機能的でもある」と述べた。
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