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EU、英アストラゼネカとコロナワクチン契約 最低3億回分

 14日、欧州連合(EU)は、英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチン候補を少なくとも3億回分購入することで合意した。写真はアストラゼネカのロゴ。2014年5月撮影(2020年 ロイター/Phil Noble)

[ブリュッセル 14日 ロイター] - 欧州連合(EU)は、英製薬大手アストラゼネカAZN.Lの新型コロナウイルスワクチン候補を少なくとも3億回分購入することで合意した。

EUを代表して交渉を行っている欧州委員会によると、今回の取引には、ワクチンの安全性や有効性が証明された場合、アストラゼネカからさらに1億回分を購入できるオプションも含まれているという。

アストラゼネカは6月、「欧州包括ワクチン同盟」(IVA)とワクチン最大4億回分を全加盟国に供給することで合意している。欧州委は今回の契約条件について明らかにせず、IVAとのつながりについても明言を避けた。

アストラゼネカは声明で「今回の新たな合意は、新型コロナが世界的に大流行する中、EUの全加盟国が利害を得ることなく、公平な方法でワクチンを利用できる選択肢を与えることになる」と述べた。

EUは、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)JNJ.Nと仏サノフィSASY.PAとの間でワクチン候補調達の交渉を進めているほか、米ファイザーPFE.N、米モデルナMRNA.O、独キュアバックとも協議している。

ワクチン調達を巡っては、世界保健機関(WHO)と発展途上国へのワクチン普及に取り組む官民組織「GAVIアライアンス」(旧:ワクチンと予防接種のための世界同盟)も取り組んでいるが、EUはこれについて、高額で時間がかかりすぎるとして参加していない。

この国際的な協力体制「ACTアクセラレーター」を率いるWHOの上級顧問、ブルース・エイルワード氏は「ワクチンの購入や契約を巡り、パニックが多発していると聞く。国際社会としての協調にはまだ数カ月ある」とし、一括購入が理想的だと述べた。

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