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保険仲介エーオンのウィリス買収、米司法省が差し止め求め提訴

 6月16日、米司法省は16日、保険仲介大手エーオンが同業ウィリス・タワーズ・ワトソンを300億ドルで買収する計画を阻止するため、連邦地裁に訴訟を起こした。写真はエーオンのロゴ。シドニーで昨年6月撮影(2021年 ロイター/Loren Elliott)

[ワシントン 16日 ロイター] - 米司法省は16日、保険仲介大手エーオンが同業ウィリス・タワーズ・ワトソンを300億ドルで買収する計画を阻止するため、連邦地裁に訴訟を起こした。

司法省は、世界2位と世界3位の保険仲介会社が統合されれば、 競争が減り、値上げにつながる恐れがあると訴えている。

訴状によると、エーオンの幹部は同僚に「われわれにはわれわれが考える以上の力がある。ウィリスの買収が完了すれば、さらに力が増す。誰もが理解できるわけではない寡占状態で経営ができる」と述べたという。

両社は、今回の訴訟について「われわれの事業、顧客、市場環境の理解不足を反映したものだ」との共同声明を発表。「各国の規制当局との協議は引き続き大きく進展しており、依然として統合の利益に完全にコミットしている」と述べた。

エーオンは今月、買収の承認を得るため、一部の資産を14億ドルで売却すると発表したが、司法省は資産の売却が不十分だとの認識を示していた。

欧州連合(EU)の反トラスト当局は、数週間以内に買収を承認する見通し。

保険業界は、新型コロナウイルスの流行や気候変動などを背景に多額の保険金請求に見舞われている。買収が実現すれば、最大手のマーシュ・アンド・マクレナンを抜く世界最大の保険仲介会社が誕生する。

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