May 29, 2013 / 10:53 PM / 5 years ago

WRAPUP1: 欧州委が緊縮策から成長戦略へ政策転換、改革の必要性強調

* フランス、スペイン、ポーランド、スロベニアの財政赤字削減期限を2年延長

* オランダ、ポルトガル、ベルギーの財政赤字削減期限は1年延長

* 構造改革の必要性を強調

* イタリア、ハンガリー、ルーマニア、バルチック諸国を財政赤字の「ウォッチリスト」対象外に

[ブリュッセル 29日 ロイター] - 欧州委員会は29日、欧州連合(EU)加盟国の経済に関する審査報告書で、財政政赤字削減のための緊縮策中心の路線から、成長促進のための構造改革に焦点を移す姿勢を鮮明にした。

各国政府や有権者から緊縮路線に対する不満が高まっていることを考慮した。一部の国に対する財政赤字削減期限の延長も容認する。

欧州委員会は、財政赤字削減は依然必要だが、金融市場が落ち着き「一息つく余裕」が生じており、長年の懸案である改革実行に軸足を移すべき時期との認識を示した。

バローゾ委員長は、各国で格差や社会不安が広がっていることなどに懸念を示し、改革の必要性を強調。「1億2000万人以上の人々が貧困や社会的疎外の危機に直面している。今こそ改革が必要で、行動を起こさなければ代償は大きくなるだろう」と警告した。

欧州委は、フランス、スペイン、スロベニア、ポーランドに対し、財政赤字を国内総生産(GDP)の3%を下回る水準に削減する期限を2年、オランダ、ポルトガルとベルギーには1年延長することを容認した。ハンガリーとイタリアは、ルーマニア、ラトビア、リトアニアとともに欧州委が財政政策を監視する「要注意国(ウォッチリスト)」から除外された。

欧州委が特に注意を喚起したのは、リセッションと高失業率に苦しむフランスとスペイン。フランスについては、歳出削減を進める一方、労働市場と年金制度の改革実施が必要と指摘した。法人税をめぐる改革も促した。

バローゾ委員長は「フランス政府は、この2年の猶予を競争力強化のために賢明に活用しなければならない」と警告した。

*欧州委員会の勧告の詳細は以下をご覧ください。

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