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〔ロイター調査〕スイスフラン相場の上限設定、少なくとも年内は継続へ
2013年6月14日 / 02:32 / 4年後

〔ロイター調査〕スイスフラン相場の上限設定、少なくとも年内は継続へ

[チューリヒ 13日 ロイター] - 13日公表のロイター調査によると、スイス国立銀行(中央銀行、SNB)はスイスフラン相場 の上限設定を少なくとも年内は継続する見通しで、2015年まで続く可能性もある。

SNBはフランが数カ月で20%近くも上昇したことから、相場に1ユーロ=1.20フランの上限を設ける制度を2011年9月に導入した。

今回の調査では回答したエコノミスト23人のうち12人が14年中に上限設定が廃止されると予想し、残11人は15年以降も継続されると回答した。

Jサフラ・サラシンのアレッサンドロ・ビー氏は「急激なフラン高というリスクを伴わずに上限設定を解除できる最初のタイミングは、他の中央銀行が利上げを始めたときで、その時期は15年以降になるはずだ」とした。

ユーロ圏崩壊の可能性が薄らいで上限撤廃の憶測が広がったことから、フランはこの数週間で軟化している。しかしユーロ圏危機が再燃しなければ半年以内に上限の水準に修正が加えられると回答したのは26人中1人にとどまった。

IHSグローバル・インサイトのティモ・クレイン氏は「スイス中銀は長期間にわたり上限を設定しており、極めて正当な理由なしに変更すればSNBの信任が傷つく」と指摘。例えば上限を1.35フランに手直ししても、新たな水準を試そうとする投機的な動きを誘発するだけだとして、「SNBが上限引き上げから得るものはない」と述べた。

今月20日の政策決定会合については、34人のエコノミスト全員がSNBが政策金利である3カ月物LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の誘導目標を0.00─0.25%に据え置き、14年までゼロ近辺を続けると予想した。

ユーロ圏危機が悪化した場合にSNBが安全通貨であるフランへの資金流入を阻止するために追加措置を採るかどうどうかをめぐっては、エコノミストの間で見方が分かれた。追加措置を見込む向きの中では、中銀預金金利の変更が最も有望とされた。

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