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UPDATE 2-豪中銀議事録、さらなる豪ドル安の可能性と金融緩和の余地を指摘
2013年6月18日 / 02:07 / 4年後

UPDATE 2-豪中銀議事録、さらなる豪ドル安の可能性と金融緩和の余地を指摘

(内容を追加しました)

[シドニー 18日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が18日発表した6月4日の金融政策委員会議事録によると、中銀は、最近の大幅下落にもかかわらず豪ドル相場は依然高水準にあるとの認識を示した。その上で、鉱業部門への投資のピークを踏まえると、さらなる下落は経済のリバランスに寄与するとした。

中銀は6月、5月に引き下げた政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の2.75%に据え置くことを決定。さらなる利下げの余地を残した。

議事録は「会合では、現在の金融政策スタンスは当面適切との認識が示された。また、現状からみて、需要の支援に必要な場合、インフレ見通しがさらなる緩和の余地を与える可能性があると判断した」としている。

豪ドルについては、コモディティ価格のさらなる下落、中国経済の見通しに対する懸念、5月の利下げを反映して幅広く下落したと指摘。「交易条件につれて一段と下落する可能性があり、経済成長のリバランスに寄与する」との見方を示した。

2011年11月以来、豪中銀は合計で200ベーシスポイント(bp)の利下げを実施した。豪ドルは5月に対米ドルで8%、貿易加重ベースでは約6%下落した。

豪ドルの下落は、輸出企業の競争力強化に寄与すると期待されている。

中銀は、緊縮予算による公共部門の需要鈍化への対応を迫られる一方、鉱業主導の経済成長からの円滑な移行を目指している。

議事録は「鉱業部門への投資はピークに近いもようだが、向こう1年程度は高水準が続く」と指摘。一方で「それ以降の鉱業投資についてはかなり不透明感が高いとの認識が示された」としている。

非鉱業部門や全体の労働市場の状況については、依然抑制されているとの認識を示す一方、家計の支出は上向き始めており、借入コストの低下を背景に住宅市場に改善がみられることを指摘した。

中国経済は安定したペースで拡大しているとの見方を示す一方、国内経済については年末時点の基調インフレ率は2.25%で、2014年にかけて2─3%の目標レンジにとどまると予想。今年の成長率は2.5%程度で、来年加速する可能性があるとの見方を示した。

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